日米のクルーの対応の差に唖然

行きはUnitedのジャンボ,帰りはANAの777。どちらも満員でした。しかし飲み物の提供と食事の配膳は対応が180度違いました。
仕事の出張では大体ビジネスだったのですが今回は先方からの手配なのでエコノミーでも文句は言えません。
ジャンボの中の提供はもう戦争でした。でもUnitedのクルーはキビキビ合理的に動いていてとても気持ちが良かったです。もうおばちゃんおじさんで女性も男性も40代と50代のチーム。てきぱきと動きプロフェッショナルでした。
全日空はそれよりも20歳下の全員女性のキャビンアテンダント。みんな同じ髪型で体型も同じで顔もそっくりです。ぽよよんとしていて配膳ものんびりと。。。丁寧というよりは無駄な動きが多い感じでのったりしています。作業性というか配膳されるまでに5倍から10倍の差があるように感じられました。受け持ちの人数と行きと帰りでは偏西風の影響で2時間以上違うので仕方がないのかも知れません。それにしても生産性が違いすぎます。
まあにこにこ微笑みながら配膳されるのを好む人も多いのかもしれません。しかし最初に配られた人が食べ終わる頃に後ろは配られるという按配です。トイレが時間差になるという利点があるかもしれませんが。帰りは無理言ってキャンセル待ちで通路側をお願いしたので一番最後の席になっていつも一番最後でした。おまけに隣は煩い中国人の女性2人組。。。

私はUnitedの対応が好きなのでまたしばらくはUnitedにすることにします。でもCAのおねえさんも捨てがたいなあ(爆)

勿論見ていて楽しいのは日本のキャリアですがそれ以上に私はUnitedのパイロットに全幅の信頼を置いています。

こういう大きいのを扱わせたら彼らには適いません。作るのも大きいのはアメリカです。1994年に会社の全世界の営業の褒章旅行(奥さん同伴)が香港であった時にJAL組とUnited組に別れました。台風で香港の当時のカンタックが閉鎖されておまけに中華航空のジャンボがオーバーランして海に沈んでいました。JAL組は全部九州と台湾で待機し1日半遅れ。Unitedのパイロットは空港が開いたのを見てトライ。。。であの当時のカンタックはビルのきわきわを通ってしかも雨風が強く失速しそうでエンジン強めと滑走路スリッピーで中華航空オーバーランしたのですがUnitedのジャンボも最初は止まり切れないと判断してジャンボがタッチアンドゴーをして上空へ。。。でも再度果敢にトライして無事着陸した時には歓声と拍手が沸き起こりました。夜の3時半です。そんな事があって空軍あがりのUnitedのパイロットは普段はジョークを飛ばしていますがいざとなったら頼りになります。

これがUnitedが好きな理由です。気を遣わなくて良いからです。